青々とした春を演奏する
ⓒ 2012 WATV
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3月11日、蔚山(ウルサン)北区神様の教会で10回目の、」神様の教会学生オーケストラ コンサート」が開催された。蔚山地域の700人余りの学生たちと市民たちが客席をいっぱいにし、各界各層の人たちも参加してこの場を盛り上げた。
学生オーケストラは、スッペの」軽騎兵」序曲、ショスタコービチのワルツ2番、ヨハン·シュトラウス1世」ラデツキー行進曲」などおなじみのクラシックや賛美曲、世界の民謡メドレーなど、様々なジャンルの管弦楽曲を演奏した。また、男性四重唱との共演で披露した「Amazing Grace(アメージンググレース)」と」聖なる城」は、深い感動を誘った。
校内にオーケストラを結成して、関心を抱きこの場に来たある高校の教頭は」美しいハーモニーに心が洗われる感じだ。聞く学生たちが世の中を見る温かい目を持つことができる感動的な演奏だと思う」と感想を明らかにした。蔚山大学の外国人教授は」学生たちの見事な演奏に驚いた。演奏を聞きながら良いエネルギーを得た」と教会側のもてなしにも感謝するという言葉を付け加えた。
オーケストラ公演を見る機会がなかった学生たちは、」新しい経験でした。演奏を直接聞きながらなんだか胸がジーンとした」と感激した。学生オーケストラの団員たちも」演奏をしながら他の人々に感動を与えることができてとてもうれしい」と続けて多くの人々の心を動かす音色を演奏することを望んだ。
春だ。学生オーケストラの演奏は、学業のストレスで苦しんでいる友達と聞くすべての人々の感受性を揺り動かして青々とした生気を伝えた。学生オーケストラは18日、春川での最後の公演を控えている。
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